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京都市考古資料館速報展「平安京東京極大路の発掘調査」

京都市考古資料館では、1月22日より、下記の要項で速報展「平安京東京極大路の発掘調査」を開催しています。
東京極大路は平安京東端に造られた道路で、調査では、平安時代前期から室町時代にわたる路面の変遷や構造が明らかになりました。また、東京極大路西側には貴族の邸宅があったと考えられており、土器・陶磁器・瓦などの多様な遺物が出土しています。中でも鍍金を施した銅製錠は、京都市内では類例のない貴重な出土遺物です。
今回の速報展では、東京極大路の遺跡を紹介するとともに、鍍金を施した銅製錠や土器・陶磁器・瓦・銅製錠などを陳列します。また、参考展示として北野廃寺と平安京右京六条二坊八町から出土した平安時代前期の銅製錠も合わせて陳列します。

higashikyogoku-ebijo

1.期日   平成28年1月22日(金)~平成28年3月6日(日)

2.開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

3.入館料  無料

4.展示資料 東京極大路路面写真パネル
鍍金を施した銅製錠
飾金具         など
【参考展示】 北野廃寺出土銅製錠・平安京右京六条二坊八町出土銅製錠

5.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

更新日2016-05-25