企画陳列「江戸時代の食-食物残滓からわかること-」
京都市考古資料館では、「和食;日本人の伝統的な食文化」ユネスコ無形文化遺産登録に合わせて、考古資料から和食のルーツを探る企画陳列を開催しています。今回は江戸時代後半期の食物残滓を中心に展示します。
江戸時代の遺構からは食物残滓が出土することが多く、それらの詳細な分析が報告書に所収されています。食物残滓の出土資料は当時の食事内容を具体的な資料でもあります。
今回の展示では、食器の変遷という観点から染付磁器を展示します。また食物残滓の実物を展示します。食物残滓の出土地点は、京都迎賓館(公家町)と下京中学校(町家跡)を対象とします。
記
1.期日 平成29年11月18日(土)~平成30年1月21日(日)
2.開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
3.入館料 無料
4.展示内容 土器 約15点(公家町 染付) 食物残滓 約60点(公家町20点・下京中学校40点)
5.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス
終了しました。