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速報展示「療病院の病院食器」(終了しました)

2019年 に実施した京都市立近衛中学校( 左京区吉田近衛町 )の調査で、「療病院」の文字が入った陶磁器が多数出土しました。療病院は現在の京都府立医科大学附属病院の前身病院であることから、これらの陶磁器は病院で使用されたいわゆる「病院食器」であると考えられます。さらに、この調査では、「大学」・「医院」銘を持った磁器碗も多数出土しており、これらは現在の京都大学医学部附属病院で使用された病院食器とみられます。

今回の展示では、療病院(府立医大病院)と京大病院で使用された陶磁器を展示し、さらに療病院については、3箇所の石碑に注目します。府立医大病院内に建つ石碑には療病院が現在地に移された経緯が紹介されているので、その内容を解説をすることで、公衆衛生の向上に尽力された先人への理解を深めていただきます。

 

 

 

1.期     間  2020 年 3月 7日(土)~ 2020年 6月 28日 ( 日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4 時 30 分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

終了しました。

 

更新日2021-06-16