【終了しました】特別展示「鎌倉時代の京都」(~令和4年6月19日)
この度、京都市考古資料館では、京都における鎌倉時代のくらしをテーマに、特別展示「鎌倉時代の京都」を下記のとおり開催します。
平安時代末期の不安定な政情の中で武士が台頭し、朝廷や平氏、源氏の勢力争いが顕在化していきました。鎌倉幕府はこのような情勢の中から相模国・鎌倉で誕生し、武家政権を樹立しました。幕府滅亡までの約150年間存続し、後に「鎌倉時代」と呼ばれる一時代を築きます。
一方、この時期の京都は、保元・平治の乱や承久の乱、度重なる飢饉により荒廃していたとされていますが、発掘調査で確認された鎌倉時代の遺構や遺物からは、経済活動が活発で、商工業は発展していたことが分かっています。その反面、鎌倉時代の庶民のくらしについて、その様子は良くわかっていません。中世の始まりである鎌倉時代が京都ではどのような時代であったのかを明らかにするため、日々のくらしをみていく必要があります。
今回の特別展示では、鎌倉時代の「京都」を概観し、古代最後の都城である平安京から中世都市「京都」への変容について、京都市内各所で見つかった遺構と遺物で紹介します。

金属製品の鋳型
(平安京左京八条三坊跡出土)
1.日 時
令和4年2月 11日 (金・祝) ~ 6月 19日 (日)
(開館時間) 午前 9時~午後 5時 ※ 入館は午後 4時 30分まで
(休 館 日) 月曜日 ※ 月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館
2.場 所
京都市考古資料館 1階特別展示室
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)
3.入館料
無料
4.主 催
京都市
京都市考古資料館 公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
5.後 援
歴史街道推進協議会
6.案内チラシ
7.問合先
京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp