【終了しました】企画陳列「出土した雑穀」
終了しました。
本年、令和5年(2023)は、国際連合食糧農業機関により国際雑穀年と定められました。世界三大穀物のコムギ・トウモロコシ・コメ(イネ)は、穀物全体の生産量90%以上を占めており、世界の食料生産の中核となっています。雑穀(millet)とされるアワ・ヒエ・キビ・シコクビエ・トウジンビエなどの穀物は、生産量は少ないながらも三大穀物を生産できない地域では貴重な栄養源となっています。
日本では、コメ(イネ)が主食として生産され続けている一方で、各時代を通じて雑穀が栽培され人々の生活を支えていました。これらの雑穀・穀物は、京都市内の発掘調査で出土しています。
今回の企画陳列では、アワ・キビのほか、オオムギ・ソバ・ゴマ・マメや三大穀物のコメ(イネ)・コムギ・トウモロコシなど、京都市内の遺跡から出土した様々な穀物を展示することで、人々と穀物との関わりを紹介します。
記
1.期 間 令和 5年 3月 1日 (水) ~ 令和 5年 4月2日 (日)
2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )
3.入館料 無料
4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス