【終了】速報展示「桂川の護岸整備の実態-江戸時代から明治時代に至るまで-」
終了しました!
この度、京都市考古資料館では、速報展示「桂川の護岸整備の実態-江戸時代から明治時代に至るまで-」を下記のとおり開催いたします。
国土交通省淀川河川事務所が淀川水系河川整備計画に基づき、桂川の洪水時における治水安全度を向上させるための河積拡大(掘削工事)を予定しており、2022年 10月から2023年 5月まで京都市伏見区淀水垂町地先において発掘調査が実施されました。調査地は桂川右岸の河川敷に位置しており、長岡京跡・淀水垂大下津町遺跡に該当します。
調査は数カ年に分けて実施する計画となっており、今回の調査は、2021年度の1次調査に続く2次調査となります。2次調査では、江戸時代以降の石積み護岸や水制を検出し、明治時代までの当地における桂川治水工事の具体的な様相を明らかにする重要な成果を得ることができました。
京都市埋蔵文化財研究所では、この成果について 6月 22日(木)に報道発表を行いましたが、安全確保が難しいため一般向けの現地説明会は実施しませんでした。そのため、今回の速報展示では、遺構の検出状況を写真パネルで紹介し、出土した遺物を展示することで、発掘調査の成果を報告します。
記
1.期 間 令和 5年 9月 26日 (火) ~ 令和 5年 11月5日 (日)
2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )
3.入館料 無料
4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス
5.展示解説 10月18日(水) 13時半、15時 (約30分程度)