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京都市有形文化財(指定)のき損について(お詫び)

 平成24年7月11日、京都市考古資料館平成24年度前期特別展示「ひょうげた器  ー三条せともの屋出土茶陶ー 」の展示替え作業中において、平成24年3月30日付けで京都市有形文化財に指定されました「三条せと物や町界隈出土の「桃山茶陶」(中之町出土品 970点)のうち、4点(指定No.840高取水指、指定No.860高取花入、指定No.861高取瓶、指定No.873高取溲瓶)について、陳列ケース内のガラス板の落下(ガラス板を支える金具の取り付け不備)のため、き損させてしまいました。

 市民の皆様の貴重な財産である文化財をき損いたしましたこと、深謝申し上げるとともに、今後、このようなことがないよう、展示ケース等の点検および安全管理はもとより、文化財の取り扱いに際しては更なる万全を期してまいります。

 なお、き損した文化財につきましては、今後、新たに接合して修復復元措置を講じてまいります。

                 ㈶京都市埋蔵文化財研究所 理事長 井上 満郎

 

更新日2014-10-28