文化財講座第272回「平安前期の出土文字資料-西市周辺の木簡-」資料掲載
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京都市考古資料館では、1月22日より、下記の要項で速報展「平安京東京極大路の発掘調査」を開催しています。
東京極大路は平安京東端に造られた道路で、調査では、平安時代前期から室町時代にわたる路面の変遷や構造が明らかになりました。また、東京極大路西側には貴族の邸宅があったと考えられており、土器・陶磁器・瓦などの多様な遺物が出土しています。中でも鍍金を施した銅製錠は、京都市内では類例のない貴重な出土遺物です。
今回の速報展では、東京極大路の遺跡を紹介するとともに、鍍金を施した銅製錠や土器・陶磁器・瓦・銅製錠などを陳列します。また、参考展示として北野廃寺と平安京右京六条二坊八町から出土した平安時代前期の銅製錠も合わせて陳列します。

2.開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
3.入館料 無料
4.展示資料 東京極大路路面写真パネル
鍍金を施した銅製錠
飾金具 など
【参考展示】 北野廃寺出土銅製錠・平安京右京六条二坊八町出土銅製錠
5.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス
このたび、京都市と公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所では、特別展示「京を発掘! 出土品から見た歴史」を下記のとおり開催いたします。
今回の展示では、京都新聞の連載「遺物はささやく」が『京を発掘! 出土品から見た歴史』として刊行されたことを受け、掲載された遺物を一堂に展示することで、京都の歴史について考古資料から解説します。
京都の歴史の面白さと京都市考古資料館・埋蔵文化財研究所の活動について理解を深めていただく機会として、多くの皆様の御来館をお待ちしています。
記
1 日 時:平成28年1月30日(土)~6月19日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
2 場 所:京都市考古資料館 1階特別展示コーナー・階段下展示ケース・2階展示室
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)
3 内 容:○原始時代の京都
刀剣形石製品(中臣遺跡)
ガラス玉(西京極遺跡)
○古代の京都
九九木簡(長岡京跡)
猿面硯(高陽院跡)
○中世の京都
備前焼大甕(山科本願寺跡)・石仏(旧二条城)
○近世以降の京都
土人形(伏見区総合庁舎)
汽車土瓶(京都駅)
○スポット展示
京都で出土した金貨・銀貨
土器に書かれた文字
遺物から見た国際交流
4 ワークショップ:期間中に展示品を体感できるワークショップを開催します。
※詳しい内容は京都市考古資料館ホームページをご覧ください。
http://www.kyoto-arc.or.jp/museum/
5 入館料:無料
6 主 催:京都市考古資料館・公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
7 後 援:歴史街道推進協議会
8 問合先:京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp
終了しました。

当研究所では、法住寺殿跡・六波羅政庁跡・方広寺跡において、昨年12月より発掘調査をすすめています。調査では、方広寺跡に関連するとみられる溝・建物跡などが見つかっています。 つきましては、発掘調査の成果発表を下記のとおり、現地で行いますのでお知らせします。
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
TEL075-415-0521
記
日 時:2016年1月23日(土) 午前10時~11時30分(説明は10時から)
※小雨決行(当日午前7時現在、京都府南部に気象警報が発令されている場合は中止します)
集合場所:京都市東山区茶屋町527 京都国立博物館 南口東側駐車場
※博物館南出入口東側駐車場に博物館入場とは別に出入口を設けます(無料)。ただし、博物館の展示をご覧になるには、別途入場券が必要です。なお、博物館の入場券で博物館へ入場されても、現地説明会にはご参加になれます。
問い合わせ:現場事務所 電話 090-8206-8172(当日のみ)
交 通:京阪電車「七条」駅より東へ徒歩7分
市バス206系統、208系統、100系統「博物館・三十三間堂前」下車すぐ
202系統、207系統「東山七条」下車徒歩3分
※現地説明会用の駐車場はございません。博物館及び周辺の駐車場施設をご利用ください。
*お願い 現地説明会などのお知らせについては、今後はできるだけ電子メールによるご案内に切り替えていきたいと考えております。電子メールによる案内を希望される場合は、その旨、info@kyoto-arc.or.jpへお知らせいただくか、メールアドレスをお知らせいただくようお願いします。
なお、お手数ですが、お知らせのハガキ、ファックスは必ず会場へお持ちいただき、受付にご提出ください(ファックスには、お名前をご記入ください)。今回から2回の間お持ちいただけない場合は、申し訳ありませんが、今後ご案内できなくなることがありますので、ご了承願います。
「関西考古学の日2015」は2015年11月30日をもって終了いたしました。多くの方々にご参加いただきまして、ありがとうございました。次年度もこれまでに寄せられた多くの感想やご意見を踏まえながら、さらなる裾野の拡大と内容の充実をめざして開催いたしますので、よろしくお願いいたします。