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平成30年度 後期特別展示 「京都の飛鳥・白鳳寺院」【終了しました】

 平成 30年度後期特別展示「京都の飛鳥・白鳳寺院-平安京遷都前の北山背-」開催について          

 飛鳥時代、それまでの信仰とは異なる仏教が朝鮮半島からもたらされ、6世紀末に飛鳥や奈良の地で寺院が造られ始めると、仏教は急速に広まり、各地にも寺院が建立されるようになりました。このころの京都は都から遠く、「山背」つまり山の後ろの国とされていましたが、『日本書記』に厩戸皇子から下賜された仏像を祀るため、秦河勝が蜂岡寺を建てたと記されており、実際に発掘調査によっても飛鳥時代前半に遡る北野廃寺 (北区北野白梅町交差点周辺) の存在が確かめられています。奈良時代の終わりに奈良から都が遷されてきますが、その間にも北白川廃寺・大宅廃寺・樫原廃寺など多くの寺院が建立されたことが発掘調査などによってわかっています。

 今回の展示では、それら寺院遺跡の調査の写真や遺跡の復元図、土器や瓦など多岐にわたる出土遺物を中心に、同時代の集落や瓦窯などの調査成果も交えて、遷都前の京都のようすをご紹介します。あわせて、丹波に属しますが、今年度に実施した右京区京北町の白鳳時代に建立された周山廃寺の発掘調査成果も紹介します。また、展示期間中には、ミニ講演会や展示遺物の入替えも計画しています。多くの皆様方のご来館をお待ちしています。

 

1.日 時

平成31年2月9日(土)~平成31年6月23日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌日が休館

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都市考古資料館 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所

5.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

ちらし(おもて)

ちらし(うら)

終了しました。

 

 

 

更新日2019-06-25    

平成30年度 合同企画展 「龍大生が語る京都の町と祈り」(終了しました)

 平成30年度合同企画展「龍大生が語る京都の町と祈り-東市、七条町、醍醐寺-」開催について          

  京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成23年度から「大学のまち京都・学生のまち京都」の特性を活かし、発掘調査や京都市内の大学・高等学校における「研究・教育」の成果を紹介することを目的として、大学・高等学校との合同企画展を開催しています。今年度の合同企画展は、龍谷大学大学院文学研究科日本史学専攻、龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学専攻と合同での企画展を実施します。

  今、龍谷大学では、文献だけではなく、遺跡の出土品や石造物など、さまざまな文化遺産を用いた歴史研究を重ねています。今回の展示では、京都の七条(西本願寺周辺)と醍醐寺という二つの空間にまつわる龍大生の研究成果をご紹介します。

 

1.日 時

平成30年12月11日(火)~平成31年1月20日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌日が休館

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.内 容

◎ Ⅰ部 ◎ 平安京東市と七条町-” 公 ”の市と町から ” 私 ”の町屋へ-
◎ Ⅱ部 ◎ 醍醐寺-町石にみる人々の祈り-

4.入館料 無料

5.主 催

龍谷大学大学院文学研究科日本史学専攻 龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学専攻
京都市考古資料館 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
【後援】歴史街道推進協議会 【協力】龍谷ミュージアム

6.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

チラシ(おもて)

チラシ(うら)

終了しました。

 

 

更新日2019-01-22    

速報展示「如意ヶ嶽山中の幻の山林寺院」( 1月 5日~ 2月 17日 )【開催中】

 京都市考古資料館では、平成 31年 1月 5日 ( 土 ) から、速報展示「如意ヶ嶽山中の幻の山林寺院-京都女子大学生たちが見つけた檜尾古寺跡-」を開催しています。

 2017年 5月から 2018年 10月にかけて京都女子大学考古学研究会は、京都市左京区如意ヶ嶽(通称:大文字山)山中に良好に現存する山林寺院跡の調査を進めてきました。この遺跡は、安祥寺上寺跡のほぼ真北に位置しており、『安祥寺資材帳』にみえる「檜尾古寺所」にあたることが分かりました。

今回の展示では、京都女子大学考古学研究会の協力の下、調査成果を写真パネルや、採集した土師器、須恵器、緑釉陶器、灰釉陶器、瓦、塑像片、釘などを紹介します。

 

 

 

1.期日   平成 31 年 1月 5日( 土 )~ 平成 31年 2月 17日 ( 日)

2.開館時間 午前 9 時~午後 5 時( 入館は午後 4 時 30 分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

 

更新日2019-01-22    

速報展示「金閣寺(鹿苑寺)南池跡の調査」(終了しました )

 京都市考古資料館では、平成 30年 10月 13日 ( 土 ) から、速報展示「金閣寺(鹿苑寺)南池跡の調査」を開催します。

 今回の展示では、「南池跡」について、発掘調査で明らかになった成果を写真や図面などのパネルとともに出土遺物の一部を展示して、北山殿・鹿苑寺の歴史の新たな一面を紹介します。

 

 

 

1.期日   平成 30 年 10 月 13 日( 土 )~ 平成 30 年 12 月 27 日 ( 木 )

2.開館時間 午前 9 時~午後 5 時( 入館は午後 4 時 30 分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

終了しました。

 

 

 

更新日2019-01-04    

平成30年度 合同企画展 「龍大生が語る京都の町と祈り」(平成30年12月11日~平成31 年1月20日)

 平成30年度合同企画展「龍大生が語る京都の町と祈り-東市、七条町、醍醐寺-」開催について          

  京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成23年度から「大学のまち京都・学生のまち京都」の特性を活かし、発掘調査や京都市内の大学・高等学校における「研究・教育」の成果を紹介することを目的として、大学・高等学校との合同企画展を開催しています。今年度の合同企画展は、龍谷大学大学院文学研究科日本史学専攻、龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学専攻と合同での企画展を実施します。

  今、龍谷大学では、文献だけではなく、遺跡の出土品や石造物など、さまざまな文化遺産を用いた歴史研究を重ねています。今回の展示では、京都の七条(西本願寺周辺)と醍醐寺という二つの空間にまつわる龍大生の研究成果をご紹介します。

 

1.日 時

平成30年12月11日(火)~平成31年1月20日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌日が休館

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.内 容

◎ Ⅰ部 ◎ 平安京東市と七条町-” 公 ”の市と町から ” 私 ”の町屋へ-
◎ Ⅱ部 ◎ 醍醐寺-町石にみる人々の祈り-

4.入館料 無料

5.主 催

龍谷大学大学院文学研究科日本史学専攻 龍谷大学文学部歴史学科文化遺産学専攻
京都市考古資料館 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
【後援】歴史街道推進協議会 【協力】龍谷ミュージアム

6.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

チラシ(おもて)

チラシ(うら)

 

 

更新日2018-12-11    

速報展示「金閣寺(鹿苑寺)南池跡の調査」(10月13日~12月27日 )

 京都市考古資料館では、平成 30年 10月 13日 ( 土 ) から、速報展示「金閣寺(鹿苑寺)南池跡の調査」を開催します。

 今回の展示では、「南池跡」について、発掘調査で明らかになった成果を写真や図面などのパネルとともに出土遺物の一部を展示して、北山殿・鹿苑寺の歴史の新たな一面を紹介します。

 

 

 

1.期日   平成 30 年 10 月 13 日( 土 )~ 平成 30 年 12 月 27 日 ( 木 )

2.開館時間 午前 9 時~午後 5 時( 入館は午後 4 時 30 分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

 

更新日2018-10-17    

企画陳列「旧二条城跡でみつかった墨書をもつ石仏」(9月8日~10月8日 )

 京都市文化財保護課では、市の有形文化財に一括指定している「旧二条城関係の石造物群」の大半を、西京区洛西竹林公園に安置しています。そのうちの石仏1体が本年7月に保全のため京都市考古資料館に保管替えすることとなりました。この石仏は、衲衣や台座に墨書があることから、公園内で唯一ガラスケースに入れられた状態で保管されてきました。屋外設置では墨書が劣化することが懸念されたため、当館で保管することになったものです。石仏をクリーニングしたところ、墨書の状態が明瞭になりましたので、このたび、企画陳列を開催する運びとなりました。

 また、当館では先に、平成29年12月に保管替えとなりました「清明」「梵字」などの線刻をもつ石仏1体を、4月21日より2階土器変遷コーナー右端に設置しており、このことも改めて紹介します。

 

 

1.期日   平成 30 年 9月 8日( 土 )~ 平成 30 年 10 月 8 日 ( 祝・月 )

2.開館時間 午前 9 時~午後 5 時( 入館は午後 4 時 30 分まで )

3.入館料    無料

4.展示内容 パネル3枚、石仏1点

5.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

終了しました。

 

 

更新日2018-10-10    

企画陳列「明治150年 明治の番組小学校 元城巽中学校の調査から 」(8月4日~9月24日 )

  2018年は明治維新から150年に当たり、京都市では様々な事業が企画されています。当館においても企画陳列の一環として関連させた展示を実施しており、今回は、番組小学校関連の遺物を展示します。

  番組小学校は明治初めの京都で、町を単位としてできた日本で初めての小学校であり、ここで紹介する学校はその中の「上24番組」と呼ばれ、後に「城巽中学校」、現在は「京都市立京都堀川音楽高等学校」として開校しています。2007年に実施した発掘調査で学校関係の遺物が出土しており、これらを展示することで明治初年に学校教育が始まった頃の様子を紹介します。

 

 

1.期日   平成 30 年 8 月 4 日( 土 )~ 平成 30 年 9 月 24 日 ( 祝・月 )

2.開館時間 午前 9 時~午後 5 時( 入館は午後 4 時 30 分まで )

3.入館料    無料

4.展示内容 遺物 約35 点( 石盤 約10点、石筆 約10点、ガラス製品 約14点 ほか)

5.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

終了しました。

 

 

更新日2018-10-10    

平成30年度 前期特別展示 「お公家さんのうつわ」(終了しました)

         平成30年度前期特別展示「お公家さんのうつわ 」開催について          

 平成29年度の京都市有形文化財に「公家町遺跡(安禅寺杉之坊)出土品」と「公家町遺跡(櫛笥家)出土品」が指定されました。そこでこのたび、京都市考古資料館では、文化財指定を記念して平成30年度前期特別展示「お公家さんのうつわ − 京都御苑出土の古伊万里を中心に − 」を開催する運びとなりました。

 指定品は、京都御苑内における京都迎賓館の建設工事に先立って1997~2002年に実施された発掘調査で出土した遺物の一部です。発掘調査では江戸時代の公家町の遺構が良好な状態でみつかり、当時の絵図などと照合の結果、道路や屋敷配置などの変遷が明らかとなりました。

 今回、有形文化財に認定された資料は、公家町遺跡出土遺物群のうちの安禅寺杉之坊の穴蔵と櫛笥家の土坑から出土したものです。いずれも、京都市内では類例の少ない古伊万里(肥前磁器)が多数含まれており、江戸時代前期の公家屋敷で用いられた焼き物の実態を伝えています。これらを中心に、京都市内の他遺跡出土の古伊万里をあわせて紹介します。

1.日 時

平成30年7月14日(土)~平成30年11月25日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都市考古資料館 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所

5.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

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終了しました。

 

更新日2018-11-28    

平成29年度 後期特別展示 「足もとに眠る京都−考古学からみた鴨東の歴史−」【終了しました】

                  平成29年度後期特別展示                「足もとに眠る京都−考古学からみた鴨東の歴史−旧石器~古墳時代編」

 

 京都市考古資料館では、平成29年度後期特別展示として、京都大学総合博物館の「2018年度企画展・文化財総合研究センター40周年記念 文化財発掘Ⅳ」と共同開催という形で「足もとに眠る京都−考古学からみた鴨東の歴史−」を実施します。

 京都大学では国内で最も早く考古学講座が設けられ、各地での考古学的な調査を主導するとともに、大学の構内を含めた鴨東地域の調査も主体的に実施されてきました。公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所も長年京都市内の発掘調査を継続し、鴨東地域の調査も多く手掛けています。鴨東地域はその歴史を考古資料で表現するに足る蓄積があります。

 今回、両館で同じ鴨東(北白川・吉田・岡崎)地域を取り上げて、旧石器時代から古墳時代を京都市考古資料館、飛鳥時代から室町時代を京都大学総合博物館と、時代を分けてリレー方式での展示を試みます。両館を相互に観てもらうことで、通史的な鴨東地域の歴史をより身近に知ってもらうことを目的に開催をいたします。

1.日 時

平成30年2月14日(水)~平成30年6月24日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都大学総合博物館・京都大学文化財総合研究センター

京都市考古資料館 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所

5.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

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終了しました。

更新日2018-06-27