文化財講座第 301回「京都における仏教文化の受容」資料掲載
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館長・前田の「 館長トーク 16」開催について
今回は、世界遺産シリーズ第4弾!「西本願寺の発掘調査」について、前田館長が 3階旧貴賓室にてわかりやすくお話します!
日 時 平成 31 年 2月月14 日( 木 )午後 2 時~3 時
会 場 京都市考古資料館 3 階旧貴賓室 申込不要・入館無料
※参加して頂いた方には、当館オリジナルクリアファイルを差し上げます!
京都市考古資料館では、2月 9日(土)から始まる「京都の飛鳥・白鳳寺院-平安京遷都前の北山背 」展を10倍!! 愉しんでいただくために、会期中、毎月一度、土曜日にミニ講演会を行います。ぜひご参加ください。
飛鳥時代、それまでの信仰とは異なる仏教が朝鮮半島からもたらされ、6世紀末に飛鳥や奈良の地で寺院が造られ始めると、仏教は急速に広まり、各地にも寺院が建立されるようになりました。このころの京都は都から遠く、「山背」つまり山の後ろの国とされていましたが、『日本書記』に厩戸皇子から下賜された仏像を祀るため、秦河勝が蜂岡寺を建てたと記されており、実際に発掘調査によっても飛鳥時代前半に遡る北野廃寺 (北区北野白梅町交差点周辺) の存在が確かめられています。奈良時代の終わりに奈良から都が遷されてきますが、その間にも北白川廃寺・大宅廃寺・樫原廃寺など多くの寺院が建立されたことが発掘調査などによってわかっています。
今回の展示では、それら寺院遺跡の調査の写真や遺跡の復元図、土器や瓦など多岐にわたる出土遺物を中心に、同時代の集落や瓦窯などの調査成果も交えて、遷都前の京都のようすをご紹介します。あわせて、丹波に属しますが、今年度に実施した右京区京北町の白鳳時代に建立された周山廃寺の発掘調査成果も紹介します。また、展示期間中には、ミニ講演会や展示遺物の入替えも計画しています。多くの皆様方のご来館をお待ちしています。
1.日 時
平成31年2月9日(土)~平成31年6月23日(日)
(開館時間)午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
(休 館 日)月曜日 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌日が休館
2.場 所
京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)
3.入館料
無料
4.主 催
京都市考古資料館 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
5.問合先
京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp
終了しました。
館長・前田の「 館長トーク 15」開催について
今回は、世界遺産シリーズ第三弾!「醍醐寺」について、館長が 3階旧貴賓室にてわかりやすくお話します!
日 時 平成 31 年 1月17 日( 木 )午後 2 時~3 時
会 場 京都市考古資料館 3 階旧貴賓室 申込不要・入館無料
※参加して頂いた方には、当館オリジナルクリアファイルを差し上げます!
京都市考古資料館では、平成 31年 1月 5日 ( 土 ) から、速報展示「如意ヶ嶽山中の幻の山林寺院-京都女子大学生たちが見つけた檜尾古寺跡-」を開催しています。
2017年 5月から 2018年 10月にかけて京都女子大学考古学研究会は、京都市左京区如意ヶ嶽(通称:大文字山)山中に良好に現存する山林寺院跡の調査を進めてきました。この遺跡は、安祥寺上寺跡のほぼ真北に位置しており、『安祥寺資材帳』にみえる「檜尾古寺所」にあたることが分かりました。
今回の展示では、京都女子大学考古学研究会の協力の下、調査成果を写真パネルや、採集した土師器、須恵器、緑釉陶器、灰釉陶器、瓦、塑像片、釘などを紹介します。
記
1.期日 平成 31 年 1月 5日( 土 )~ 平成 31年 2月 17日 ( 日)
2.開館時間 午前 9 時~午後 5 時( 入館は午後 4 時 30 分まで )
3.入館料 無料
4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス