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【終了しました】企画陳列「出土した雑穀」

終了しました。

本年、令和5年(2023)は、国際連合食糧農業機関により国際雑穀年と定められました。世界三大穀物のコムギ・トウモロコシ・コメ(イネ)は、穀物全体の生産量90%以上を占めており、世界の食料生産の中核となっています。雑穀(millet)とされるアワ・ヒエ・キビ・シコクビエ・トウジンビエなどの穀物は、生産量は少ないながらも三大穀物を生産できない地域では貴重な栄養源となっています。

日本では、コメ(イネ)が主食として生産され続けている一方で、各時代を通じて雑穀が栽培され人々の生活を支えていました。これらの雑穀・穀物は、京都市内の発掘調査で出土しています。

今回の企画陳列では、アワ・キビのほか、オオムギ・ソバ・ゴマ・マメや三大穀物のコメ(イネ)・コムギ・トウモロコシなど、京都市内の遺跡から出土した様々な穀物を展示することで、人々と穀物との関わりを紹介します。

 

 

 

1.期     間 令和 5年 3月 1日  (水) ~ 令和 5年 4月2日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

更新日2023-04-05    

【終了】企画陳列「ウサギ うさぎ 卯」

絶賛開催中!!

 
   本年、令和5年(2023)の干支は卯(ウサギ)になります。ウサギは飛び跳ねる様子から「飛躍」、多産であることから「豊穣」「子孫繁栄」の象徴とされます。ウサギを造形する考古資料は余り多くはありませんが、「三条せと物や町」の中之町では、ウサギを描いた志野織部向付(5点)、公家町遺跡では、ウサギの土人形が出土しています。

   また、左京区東天王町の岡崎神社は、平安京の東(卯の方位)を守護する神社としてウサギが神使とされます。宇治市宇治神社・宇治上神社は、兎道稚郎子(うじのわきいらつこ)を祭神としており、「宇治」の地名の元となりました。

   今回の企画陳列では、立春の時期に合わせて、ウサギにゆかりのある神社の写真画像、出土したウサギを描いた志野織部向付やウサギの土人形、さらに縁起物のウサギの土製品、ウサギの伏見人形を展示することで、ウサギに関わる文化を紹介します。

 

 

 

1.期     間 令和 5年 1月 18日  (水) ~ 令和 5年 2月19日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

更新日2023-02-21    

【終了】特別展示「THE 金箔瓦」( ~6月18日 )

終了しました!

   この度、京都市考古資料館では、特別展示「THE 金箔瓦」を下記のとおり開催いたします。

   今回の展示では、安土・桃山時代を象徴する遺物の一つである金箔瓦をメインテーマとし、その誕生と展開、終焉までの歴史を追います。建物をきらびやかに飾り立てた金箔瓦は織田信長の安土城に端を発し、織田一門以外の使用が認められませんでしたが、豊臣期には秀吉居城は元より、有力家臣の大名屋敷にも使用されるようになります。安土城・大阪城・聚楽第・伏見城・京都新城・二条城の最新の調査成果とともに、金箔瓦の製作技法復元や科学分析の成果など、金箔瓦の最新の知見について展示します。

1.日 時

令和5年2月11日(土・祝) ~  6月18日 (日)
(開館時間)   午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで
(休  館  日) 月曜日

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都市考古資料館 公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所

5.後 援

歴史街道推進協議会

6.関連事業

◎ 館長による展示解説(有料・事前予約制)

   ① 2月12日(日) ② 3月11日(土)

◎ 文化財講座(京都アスニーにて実施)

   ① 2月25日(土)李銀眞「金箔瓦、織豊政権の威光を天下に示す」

   ② 3月25日(土)山本雅和「深掘り、聚楽第」

7.チラシ案内(PDF形式)

展示案内チラシ

展示解説チラシ

8.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

 

 

更新日2023-06-18    

【終了】合同企画展「路上カオス-歴史にみる可能性-」(12月14日~1月22日)

 京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成23年度から「大学のまち京都・学生のまち京都」の特性を活かし、発掘調査や京都市内の大学・高等学校における「研究・教育」の成果を紹介することを目的として、大学・高等学校との合同企画展を実施しています。今年度は、京都大学大学院工学研究科景観設計学研究室と合同で企画展「路上カオス-歴史にみる可能性-」を開催します。

 今回の展示では、遺跡や出土遺物、絵画や写真などの歴史資料にみる道の使い方を研究する中で、近代以前の道は混沌とした空間であったことを明らかにし、そこに道本来の魅力があることをご紹介できたらと思います。

 

 

1.日 時

令和 4年 12月 14日 (水)~ 令和 5年1月 22日 (日)
(開館時間)午前 9時~午後 5時 ※ 入館は午後4時 30分まで
(休 館 日)月曜日 ※ 月曜日が祝日・休日の場合は開館、翌平日が休館日

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー 、エントランス中央展示ケース
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

4.入館料 

無料

5.主 催

京都大学大学院工学研究科景観設計学研究室

京都市、京都市考古資料館、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所

京都歴史文化施設クラスター実行委員会

6.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

☞チラシ(PDF形式)

 

 

 

 

更新日2023-01-22    

【終了】企画陳列「成田屋人形の原型と土型-歌舞伎十八番の暫・矢の根・助六-」

終了しました。

成田屋人形は、歌舞伎十八番の「暫」「矢の根」「助六」の三種が一組になっている伏見人形です。嘉永2(1849)年、七代目の市川團十郎がひさしぶりに江戸へ帰るのが叶ったことから、伏見人形の店、割松屋を訪れ自らの舞台姿の人形を作らせ土産にしたと伝わります。令和2年、京都市文化財保護課は割松屋の資料を受け継いだ大石氏より伏見人形原型と型および関連資料の寄付を受けました。

今回の展示では、2022年10月に歌舞伎座で行われる「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」演目に合わせ、寄付資料のうち、成田屋人形の原型と型を中心に陳列し、看板および商標の版木を写真パネルで紹介します。

 

成田屋人形の原型と土型

 

 

1.期     間 令和 4年 11月 27日  (日) ~ 令和 5年 1月9日  (月・祝)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

更新日2023-02-04    

【終了】企画陳列「地中から見つかった輝き ガラス展vol.3 瓶」 (10月10日~11月20日)

 

   京都市考古資料館では、このたび、国連総会にて定められた「国際ガラス年2022」に協賛して、京都市内の遺跡から出土したガラス製品を紹介する企画陳列を開催します。

   今回は第3回目の展示として、京都迎賓館・元春日小学校・元城巽中学校から出土したガラス瓶を中心に陳列します。また、各調査地の概要とともに、出土したガラス製品の集合写真をパネルで紹介します。

 

 

 

 

1.期     間 令和 4年 10月 10日  (月・祝) ~ 令和 4年 11月20日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

更新日2023-01-18    

【終了】速報展「発見!淀津!?-「淀津」解明の始まり-」 (9月6日~10月2日)

 

 昨年度11月から3月まで京都市伏見区淀水垂町地内で実施した発掘調査では、弥生時代から明治時代まで2000年以上にわたる各時代の生活面を検出し、文献史料でしか知り得なかった「淀津」の実態を明らかにするための手掛かりを得ることができました。

   今回の速報展では、遺構の検出状況を写真パネルで紹介し、出土した遺物を展示します。

※企画陳列「地中から見つかった輝き ガラス展 Vol.2 食器」( 8月 7日~ 9月 18日 )も併せて開催しております。

 

 

古墳時代後期から平安時代全景写真(北から)

 

 

 

1.期     間 令和 4年 9月 6日  (火) ~ 令和 4年 10月2日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

 

 

更新日2022-10-23    

【終了】特別展示「考古資料とマンガで見る呪術-魔界都市京都-展」(~11月20日)

 

   この度、京都市考古資料館は、京都国際マンガミュージアムと共同で開催する特別展示「考古資料とマンガで見る呪術-魔界都市京都-展」を下記のとおり開催いたします。

   今回、京都市考古資料館では、京都市有形文化財である長岡京東南境界祭祀遺跡から出土した墨書人面土器・土馬・ミニチュア竈などを展示します。平安時代から江戸時代の呪術に関わる多様な出土遺物とともに、それらが使用された状況を示す遺跡の写真パネルを展示します。そのほか、考古学マンガのパネルや発掘調査機材の実物を並べます。

京都国際マンガミュージアムでは、共同企画として、呪術に関わる考古資料のパネル展示やマンガに描かれる呪術表現の紹介、こども妖怪教室などのイベントを開催します。

 

1.日 時

令和4年7月14日 (木) ~  11月20日 (日)
(開館時間)   午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで
(休  館  日) 月曜日 ※ 月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示室
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都市
京都市考古資料館 公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所

5.後 援

歴史街道推進協議会

6.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

 

 

更新日2022-11-20    

【終了しました】企画陳列「地中から見つかった輝き ガラス展vol.1 髪飾り」 (6月19日~7月31日)

 
 終了しました

   京都市考古資料館では、このたび、国際総会にて定められた「国際ガラス年2022」に協賛して、京都市内の遺跡から出土したガラス製品を紹介する企画陳列を開催します。

   今回は1回目の展示として、京都迎賓館・元春日小学校・元城巽中学校から出土したガラス製髪飾りを中心に陳列します。また、各調査地の概要とともに、出土したガラス製品の集合写真をパネルで紹介します。

京都迎賓館出土のガラス製品

 

 

 

1.期     間 令和 4年 6月 19日  (日) ~ 令和 4年 7月 31日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

更新日2022-08-02    

【終了しました】速報展示「河原町七条の御土居の発掘調査」(4月23日~6月12日)

終了しました。

京都市考古資料館では、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所が、昨年、4月から9月にかけて京都市下京区郷之町で実施した発掘調査の速報展示「河原町七条の御土居の発掘調査」を開催します。

調査地では、寛永18年 (1641) の渉成園の造営に伴って付け替えられた御土居の土塁基底部を検出しました。また江戸時代後期に御土居の土塁裾部を修復した石積み、江戸時代後期から明治時代の七条舟入の水路などが明らかとなりました。

展示では、遺構の検出状況を写真パネルで紹介し、出土した遺物を展示します。

 

調査区北半全景(南西から)

 

 

1.期     間 令和 4年 4月 23日 (土) ~ 令和 4年 6月 12日 (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

更新日2022-06-14