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【開催中】企画陳列「公家町遺跡出土の賢瓶」

ただいま、開催中です!

  この度、京都市考古資料館では、企画陳列「公家町遺跡出土の賢瓶」を下記のとおり開催いたします。

  令和6年3月、「公家町遺跡(柳原家)出土賢瓶及び納入品」が京都市有形文化財に指定されました。

  桃山時代から江戸時代にかけて内裏周辺には公家たちの居住地である公家町が形成されました。この資料は公家の柳原家の屋敷推定地より出土したもので、建物などの建設にともない地鎮のために埋納されたと考えられる全国的に見ても類例のない貴重な資料です。

  今回の企画陳列では、新たに京都市有形文化財に指定された公家町遺跡出土の賢瓶と納入品を紹介します。

 

 

 

 

1.期     間 令和 6年4月 16日  (火) ~ 令和 6年 6月2日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

5.展示内容 パネル 4点 展示遺物 10点

 

 

更新日2024-04-17    

【終了】企画陳列「かな文字のある墨書土器」

終了しました!

この度、京都市考古資料館では、企画陳列「かな文字のある墨書土器」を下記のとおり開催いたします。

「ひらがな」「カタカナ」は漢字を基に作られた日本語独自の文字で、平安時代に発達して各地へ普及しました。平安京の発掘調査で出土する墨書土器の中には、かな文字を記したものがあり、かな文字の発達を研究するうえで貴重な資料となっています。

今回の企画陳列では、開催中の特別展示「紫式部の平安京-地中からのものがたり-」に関連付けて、藤原良相邸、左兵衛府、堀河院から出土した、かな文字を記した墨書土器を紹介します。

 

 

 

 

1.期     間 令和 6年3月 2日  (土) ~ 令和 6年 4月7日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

更新日2024-04-09    

【開催中】特別展示「紫式部の平安京-地中からのものがたり-」

ただいま、絶賛開催中!

 

   この度、京都市考古資料館では、特別展示「紫式部の平安京-地中からのものがたり-」を下記のとおり開催いたします。

  平安時代中期の作家である紫式部が生まれ育ち、生涯を過ごした平安京。紫式部が生きた時代は、延暦13(794)年に平安京が建都された約200年、藤原氏が摂関・関白として、政権を掌握した摂関政治の最盛期にあたります。今回の展示では、紫式部が生きた、この時期の平安貴族の生活はどのようなものであったのか。地中から見つかっている発掘調査の成果に基づき、その実像の一端を紹介します。『源氏物語』の中心舞台である内裏の姿や、道長・頼通の摂関期を中心に、紫式部や藤原一門にかかる京都の遺跡・遺物を展示します。

また、『源氏物語』に登場する「斎宮」の邸宅や、光源氏のモデルになった源融の邸宅跡と推定される遺跡の発掘調査成果も紹介します。

 

和琴(鳥羽離宮跡出土)

 

1.日 時

令和6年2月17日(土) ~  6月23日 (日)
(開館時間)   午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで
(休  館  日) 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都市考古資料館 公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所

5.後 援

歴史街道推進協議会

6.関連事業

【館長による展示解説】(有料・事前予約制・先着順)

案内チラシ

①3月17日  (日) 終了しました!

②4月14日  (日) 定員になりました!

③5月3日  (金・祝) 事前予約受付中!

 

【記念講演会(有料・事前予約制・先着順)

案内チラシ

①4月20日(土)事前予約受付中!

山本雅和(京都市考古資料館長)「源融の邸宅跡か⁉ -平安京右京三条三坊五町の調査-」

②6月 8日(土)事前予約受付中!

鈴木久史(京都市文化財保護課)「瓦が語る源氏物語の舞台-宮・京・寺院-」

 

【遺跡見て歩き】(有料・事前予約制・先着順)

案内チラシ

①3月 9日(土)終了しました!

平安宮-『源氏物語』と紫式部の遺跡をたずねて-

 

②5月12日(日)4月9日(火)より事前予約受付開始!

土御門殿跡を中心に

 

7.チラシ案内(PDF形式)

展示案内チラシ

 

8.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

 

 

更新日2024-03-20    

【終了】企画陳列「器に描かれた龍、伏見人形の龍」

終了しました。

   この度、京都市考古資料館では、企画陳列「器に描かれた龍、伏見人形の龍」を下記のとおり開催いたします。

   令和6年は辰年です。十二支の辰には龍が充てられます。龍は、様々な動物の特徴をもつ想像上の霊獣です。その初源は古代中国ですが、意味するところは不明です。わが国には仏教とともにそのイメージが伝来したものと見え、以来様々な彫刻や絵画などで表現されてきました。龍は空中に飛翔するので、運気の上昇や立身出世の象徴とみなされました。また、水中に凄むという特性もあり、雨をもたらし、農作物を実らせる水神としても信仰されています。

   この企画展では、辰年にあやかり、17世紀から19世紀にかけて、中国や日本の肥前地方で生産された染付磁器のうち、龍が描かれた器を展示しています。また、現在も販売されている伏見人形の龍も展示しています。本物が存在しないがゆえに、龍の表現は多様で、写実とデフォルメの区別がつかないところが面白さです。様々な龍をお楽しみください。

 

 

 

 

1.期     間 令和 6年1月 16日  (火) ~ 令和 6年 2月18日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

更新日2024-02-18    

【終了しました】合同企画展「技と美-三条通のいまむかし-」(12月16日~1月28日)

終了しました!

 京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成23年度から「大学のまち京都・学生のまち京都」の特性を活かし、発掘調査や京都市内の大学・高等学校における「研究・教育」の成果を紹介することを目的として、大学・高等学校との合同企画展を実施しています。今年度は、京都先端科学大学の学生と合同での企画展「技と美-三条通のいまむかし-」を開催します。

 今回の展示では、京都先端科学大学が平安京三条大路の西端に位置することにちなんで、三条通の過去から現代への移り変わりを取り上げ、「刀剣」「鵺(ぬえ)」「幕末」「近代建築」「鴨川」の5つのテーマから、そこにいきづく技(ぎ)と美(び)に焦点を当てます。

 

1.日 時

令和 5年 12月 16日 (土)~ 令和 6年1月 28日 (日)
(開館時間)午前 9時~午後 5時 ※ 入館は午後4時 30分まで
(休 館 日)月曜日 ※ 月曜日が祝日・休日の場合は開館、翌平日が休館日

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー 、エントランス中央展示ケース
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

4.入館料 

無料

5.主 催

京都先端科学大学博物館学芸員課程

京都市、京都市考古資料館、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所

京都歴史文化施設クラスター実行委員会

6.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

☞案内チラシ(PDF形式)

 

 

 

更新日2024-01-30    

【終了しました】企画陳列「上庄田瓦窯跡出土瓦-令和3年度京都市有形文化財指定を記念して-」

終了しました

この度、京都市考古資料館では、企画陳列「上庄田瓦窯跡出土瓦-令和3年度京都市有形文化財指定を記念して-」を下記のとおり開催いたします。

京都市北区西賀茂上庄田に所在する上庄田瓦窯跡は、1940年に木村捷三郎らによって窯跡の一部が発掘調査されて以来、平安京所用瓦の瓦窯として知られています。1995年~1997年・2001年に土地区画整理事業に伴い発掘調査が実施され、良好な状態で平窯2基と工房にかかる遺構を検出し、西賀茂窯跡群に属する平安時代前期の瓦生産遺跡の全貌が明らかとなりました。

同窯跡で生産された瓦類は、令和3年度に「上庄田瓦窯跡出土品」として京都市有形文化財に指定されました。今回の展示では、その出土瓦を陳列し、遺跡の概要とともに遺構検出状況および瓦製作技法の特徴がわかる写真をパネルで紹介します。

 

上庄田瓦窯跡出土品

 

 

1.期     間 令和 5年 11月 14日  (火) ~ 令和 6年 1月8日  (月・祝)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

 

更新日2024-01-08    

【終了】速報展示「桂川の護岸整備の実態-江戸時代から明治時代に至るまで-」

終了しました!

この度、京都市考古資料館では、速報展示「桂川の護岸整備の実態-江戸時代から明治時代に至るまで-」を下記のとおり開催いたします。

国土交通省淀川河川事務所が淀川水系河川整備計画に基づき、桂川の洪水時における治水安全度を向上させるための河積拡大(掘削工事)を予定しており、2022年 10月から2023年 5月まで京都市伏見区淀水垂町地先において発掘調査が実施されました。調査地は桂川右岸の河川敷に位置しており、長岡京跡・淀水垂大下津町遺跡に該当します。

調査は数カ年に分けて実施する計画となっており、今回の調査は、2021年度の1次調査に続く2次調査となります。2次調査では、江戸時代以降の石積み護岸や水制を検出し、明治時代までの当地における桂川治水工事の具体的な様相を明らかにする重要な成果を得ることができました。

京都市埋蔵文化財研究所では、この成果について 6月 22日(木)に報道発表を行いましたが、安全確保が難しいため一般向けの現地説明会は実施しませんでした。そのため、今回の速報展示では、遺構の検出状況を写真パネルで紹介し、出土した遺物を展示することで、発掘調査の成果を報告します。

 

 

 

1.期     間 令和 5年 9月 26日  (火) ~ 令和 5年 11月5日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

5.展示解説 10月18日(水) 13時半、15時 (約30分程度)

 

更新日2023-11-11    

【終了】企画陳列「羽ばたけ、平安の鳳凰よ!-上庄田瓦窯跡出土の鴟尾-」

 

終了しました!

この度、京都市考古資料館では、企画陳列「羽ばたけ、平安の鳳凰よ!-上庄田瓦窯跡出土の鴟尾」を下記のとおり開催いたします。

京都市北区西賀茂上庄田に所在する上庄田瓦窯跡では、土地区画整理事業に伴い、1995年~1997年・2001年に発掘調査が実施されました。それにより良好な状態で平窯2基と工房にかかわる遺構を検出し、西賀茂窯跡群に属する平安時代前期の瓦生産遺跡の全貌が明らかとなりました。一連の調査では、同窯で生産、廃棄された瓦類のほかに、他の瓦窯から持ち込まれて同窯の構築材として利用された多量の鴟尾も出土しました。

同窯跡で生産された瓦類は、令和3年度に「上庄田瓦窯跡出土品」として市指定有形文化財に指定されましたが、令和4年度は566点の鴟尾が一括して京都市有形文化財に指定されました。

今回の展示では、そのうち胴部に鳳凰文、縦帯内郭に唐草文のレリーフを貼り付けた鴟尾片を中心に陳列し、鴟尾の概要と出土状況などを写真パネルで紹介します。

 

上庄田瓦窯跡3号窯構築状況(南東から)

 

 

1.期     間 令和 5年 8月 1日  (火) ~ 令和 5年 9月18日  (月・祝)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

更新日2023-09-20    

【終了しました】企画陳列「受け継がれてきた火縄銃」

終了しました。

 
   この度、京都市考古資料館では、企画陳列「受け継がれてきた火縄銃」を下記のとおり開催いたします。

   火縄銃は、天文12 (1543) 年、ポルトガル商船が種子島に漂着したことで日本にもたらされたと伝えられます。日本で火縄銃は、伝来とほぼ同時に製造が始められ、明治時代に至るまで約 300 年間各地で作られます。令和2年、京都市文化財保護課は伏見区日野町の民家に伝世していた江戸時代の火縄銃の寄付を受けました。それは銃全体に美しい装飾を施すことが特徴である堺系の火縄銃と考えられます。

   今回の展示では、寄付された火縄銃1挺を陳列し、火縄銃の概要とともに、施されている装飾の細部写真と説明パネルでご紹介します。また、火縄銃を身近に感じてもらえるように、その大きさや重さを体感できるコーナーを設けて展示をします。

 

 

 

 

1.期     間 令和 5年 6月 20日  (火) ~ 令和 5年 7月23日  (日)

2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )

3.入館料    無料

4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス

 

更新日2023-07-25    

【終了しました】特別展示「おこしやす、古墳時代へ」

終了しました!!

 

   この度、京都市考古資料館では、特別展示「おこしやす、古墳時代へ」を下記のとおり開催いたします。

   およそ3世紀中頃から7世紀中頃にかけて、日本列島の各地で、巨大な前方後円墳をはじめとする古墳が多数築造された古墳時代。今回の展示では、発掘調査で得られた出土品や遺構の写真パネルを通じて、古墳時代の京都に暮らした人々の生活の変化や様々な生産活動、戦争の様子、祭祀や墓制、渡来文化の痕跡等をご紹介します。

鳥羽遺跡出土人物埴輪

1.日 時

令和5年7月8日(土) ~  11月19日 (日)
(開館時間)   午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで
(休  館  日) 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)

2.場 所

京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)

3.入館料 

無料

4.主 催

京都市考古資料館 公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所

5.後 援

歴史街道推進協議会

6.関連事業

【館長による展示解説】(有料・事前予約制)

※ただいま、事前予約受付中

① 7月9日(日)

② 8月11日(祝・金)

【記念講演会(有料・事前予約制)

※事前予約受付開始は、7月20日(木)~ 予定

① 9月17日(日)内田好昭「古墳時代の京都と渡来文化」

② 10月14日(土)渡邊都季哉「石製模造品と古墳時代の京都-中久世遺跡の調査から-」

③ 11月12日(日)熊井亮介「京都市域の古墳-最近の発掘調査成果をふまえて-」

【遺跡見て歩き】(有料・事前予約制)

※事前予約受付開始は、8月16日(水)~ 予定

① 9月16日(土)桂坂(大枝山古墳群など)

※事前予約受付開始は、10月18日(水)~ 予定

②11月18日(土)向日市(元稲荷古墳、寺戸大塚古墳など)

 

7.チラシ案内(PDF形式)

展示案内チラシ

展示解説チラシ

 

8.問合先

京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp

 

 

 

更新日2023-11-21