京都市考古資料館、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、令和8年度文化財講演会「桓武が描いた都のかたち」を開催します。
京都市は、長岡京と平安京の2つの古代都城が眠っている、日本でも他に無い特異な歴史を持つ都市です。これらの都城の発掘調査には、その平面プランの復元図が不可欠です。その復元は古くは地図上で行われていましたが、1980年代初頭に京都市埋蔵文化財研究所は、発掘調査データと文献史料から知ることのできる情報を、数学的な処理を行うことによって、数理モデルによって平安京の規模や街区を復元するという画期的な平安京の復元を行うことに成功しました。
長岡京・平安京はともに約1200年前に桓武天皇が造営したものですが、発掘調査によってその設計プランも異なるということが明らかとなってきています。
今回の講演会では、それぞれの都城の設計と施工実態、またその復元方法について考古学や測量の視点から明らかにし、今後の調査・研究の課題を考える場とします。
※この講演会は、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所の設立50周年を記念して実施するものです。

この度、京都市考古資料館では企画陳列「慶長伏見地震と伏見城」を下記のとおり開催いたします。
慶長伏見地震は、文禄5年(慶長元年)閏7月13日(1596年9月5年)に発生した内陸型の大地震です。この地震により、ほぼ完成していた指月伏見城の天守や御殿が大破・倒壊、石垣が崩れて約600名が死亡したと伝えられています。伏見城城下町の調査では、地震の被災遺物を廃棄した大規模な遺構が見つかっており、また、京都盆地南部の沖積地の遺跡では地震にともなう噴砂を検出しています。
今回の展示では、特別展示「秀吉の京都改造」の関連企画として慶長伏見地震に関連する伏見城城下町、富ノ森城跡の調査写真・遺物を陳列します。

噴砂検出状況(富ノ森城跡の調査)北西から
1.期 間 令和 8年 10月 11日 (日) ~ 令和8年 11月 29日 (日)
2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )
3.入館料 無料
4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス
5. 展示解説
①令和8年10月22日 (木) 午後1時30分~
➁令和8年10月29日(木)午前10時~
➂令和8年11月12日(木)午前10時~、午後1時30分~
④令和8年11月19日(木)午前10時~
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