
京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、平成23年度から「大学のまち京都・学生のまち京都」の特性を活かし、発掘調査や京都市内の大学・高等学校における「研究・教育」の成果を紹介することを目的として、大学・高等学校との合同企画展を実施しています。今年度は、京都大学大学院工学研究科景観設計学研究室と合同で企画展「路上カオス-歴史にみる可能性-」を開催します。
今回の展示では、遺跡や出土遺物、絵画や写真などの歴史資料にみる道の使い方を研究する中で、近代以前の道は混沌とした空間であったことを明らかにし、そこに道本来の魅力があることをご紹介できたらと思います。

記
1.日 時
令和 4年 12月 14日 (水)~ 令和 5年1月 22日 (日)
(開館時間)午前 9時~午後 5時 ※ 入館は午後4時 30分まで
(休 館 日)月曜日 ※ 月曜日が祝日・休日の場合は開館、翌平日が休館日
2.場 所
京都市考古資料館 1階特別展示コーナー 、エントランス中央展示ケース
(京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265番地の1)
4.入館料
無料
5.主 催
京都大学大学院工学研究科景観設計学研究室
京都市、京都市考古資料館、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
京都歴史文化施設クラスター実行委員会
6.問合先
京都市考古資料館 電話 075-432-3245 FAX 075-431-3307
E-mail:museum@kyoto-arc.or.jp
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
令和5年4月1日付採用 技術職員採用選考試験
合格者受験番号
正規職員
01
04
雇用期間付職員
該当者なし
合格者の方には、別途「職員採用通知書」を送付いたします。
成田屋人形は、歌舞伎十八番の「暫」「矢の根」「助六」の三種が一組になっている伏見人形です。嘉永2(1849)年、七代目の市川團十郎がひさしぶりに江戸へ帰るのが叶ったことから、伏見人形の店、割松屋を訪れ自らの舞台姿の人形を作らせ土産にしたと伝わります。令和2年、京都市文化財保護課は割松屋の資料を受け継いだ大石氏より伏見人形原型と型および関連資料の寄付を受けました。
今回の展示では、2022年10月に歌舞伎座で行われる「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」演目に合わせ、寄付資料のうち、成田屋人形の原型と型を中心に陳列し、看板および商標の版木を写真パネルで紹介します。

成田屋人形の原型と土型
記
1.期 間 令和 4年 11月 27日 (日) ~ 令和 5年 1月9日 (月・祝)
2.開館時間 午前 9時~午後 5時( 入館は午後 4時 30分まで )
3.入館料 無料
4.展示場所 京都市考古資料館1階 エントランス
京北地域は自然環境に恵まれた、歴史や文化の豊かな地域であり、現在でも数多くの文化財や遺跡が残っています。
京都市では元京北第二小学校の一部を活用し、文化遺産の保管と活用を郷土学習にも結び付けるとともに、京北地域の文化を地域の内外に発信し京北地域の振興を図ることを目的とした「京都市京北文化遺産センター」を令和4年10月に開設します。
同施設では、京北地域の出土文化財を中心とした展示を行っており、京北の歴史と地域色豊かな文化を知ることができます。